6か国協議首席代表を務めるアメリカ国務省のジョセフ・ユン北韓担当特別代表が14日、韓国を訪問します。
ユン特別代表は、韓国外交部の李度勲（イ・ドフン）韓半島平和交渉本部長に会い、北韓の最近の動きや北韓を非核化に向けた対話に誘導するための具体的な方策などについて協議する見通しです。
北韓は9月に弾道ミサイルを発射して以来、2カ月余りに挑発を控えていますが、一方ではトランプ大統領が「金正恩委員長の友達になろうと頑張っている」とツイートするなど、融和的な姿勢を示し、ティラーソン国務長官は、米朝間には複数の連絡チャンネルがあるとして、「北韓は何らかの会合を持ちたいという姿勢を示すべきだ」と語るなど、対話に前向きな姿勢を示していて、ユン特別代表の韓国訪問に関心が寄せられています。
ユン特別代表は先月末、北韓が60日間核実験やミサイル発射を中止すれば、対話再開のシグナルとして受け止めると発言しています。