弁当やレトルト食品など、そのままで、または温めたりゆでたりする簡単な調理で食べられる「調理済み加工食品」の国内市場規模が、2兆2000億ウォンに上っていることがわかりました。
農林畜産食品部によりますと、2016年の調理済み加工食品の市場規模は、前の年の2015年に比べて34.8%増加した2兆2542億ウォンに上りました。
各品目が占める割合で見ますと、弁当や惣菜などそのまま食べられる「即席摂取食品」が58.7%、レトルト食品など簡単な調理が必要な「即席調理食品」が36.4%などの順となっています。
なかでも「即席調理食品」の市場規模が2015年に比べて40.4%増加したほか、「即席摂取食品」は33.4%、「新鮮食品」は4.9%の増加となっています。
これについて農林畜産食品部は、包装技術の発展や食品関連業界の商品開発が進んでいるなか、共働きや一人暮らし世帯が増加している現状を受けて調理済み加工食品の人気が高まっているものとみられると説明しています。