ことし1月から9月までの間、韓国の大企業30グループの投資額が58兆ウォンに上りました。
企業の経営評価専門サイト｢CEOスコア｣によりますと、国内大企業30グループの系列会社261社の資産投資状況を分析したところ、ことし1月から9月までの投資額は合わせて58兆ウォンで、去年の同じ期間に比べて42.6%増加しました。
投資項目を見ますと、設備投資など有形資産に対する投資額は、去年に比べて49.8%増加した52兆2990億ウォンで、産業財産権など無形資産に対する投資額は、去年に比べて2%減少した5兆6125億ウォンでした。
グループ別の投資額を見ますと、三星(サムスン)グループが20兆2987億ウォンでもっとも多く、SKグループ10兆1513億ウォン、LGグループ7兆7086億ウォンなどの順となっています。
また、上位の3グループの投資額はあわせて38兆1586億ウォンで、30グループ全体のおよそ3分の2を占めました。
企業別で見ますと、三星電子が18兆8400億ウォンでもっとも高く、続いてSKハイニックス2兆3921億ウォン、LGディスプレイ1兆8505億ウォンなどの順となっており、ITや電気、電子部門の企業が上位を占めました。