アメリカ産牛肉のシェアが50%を超えました。
韓国貿易協会が20日に公表したまとめによりますと、ことし1~10月にかけてアメリカ産牛肉のシェアは50.7%で、14年ぶりに50%を超えました。
アメリカ産牛肉は2003年に過去最大の75.9%までシェアを伸ばしましたが、同じ年、アメリカでBSE=牛海綿状脳症の発生が確認されて輸入が全面禁止されました。
2006~08年にかけて政府間の交渉が進み、月齢30ヶ月未満の牛肉にかぎって輸入が再開されましたが、シェアは一時期10%台まで下がっていました。
2014年には42.2%と40%台を回復、昨年は46.2%とオーストラリア産牛肉47.6%との差を1%まで縮め、ことしは逆転して、14年ぶりにシェアトップに返り咲いたものです。