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政治

文大統領 公明党代表と会談

Write: 2017-11-24 10:14:54Update: 2017-11-24 16:35:37

文大統領 公明党代表と会談

文在寅(ムン・ジェイン)大統領が、23日、大統領府青瓦台で、韓国を訪れている公明党の山口代表と会談しました。
文大統領は、平昌冬季オリンピックについて触れ、「日本選手の活躍を期待している。平昌冬季オリンピックなどをきっかけに、より多くの日本人が韓国を訪れ、両国間の人的交流が拡大するよう互いに努力したい」と述べました。
山口代表は、これについて「成功裏に開催されるよう緊密に協力したい」などと答えました。
この日の会談では、慶尚北道(キョンサンブクド)浦項(ポハン)市で起きた地震の影響で1週間延期となった、日本の大学入試センター試験にあたる韓国の大学修学能力試験も話題になり、文大統領は、「地震については、日本から学べるところが多くあると思う。災害についても協力がより活発にできればと思う」と述べました。
北韓の脅威については、文大統領が「緊張が必要以上に高まることがないように安定的に管理することが大事だ」とし、日本が主張している韓日米共同軍事訓練について否定的な従来の立場を再確認しました。
山口代表は、これに対し「ことし北韓のミサイルが2回も日本の領空を通るなど、北韓の度重なる挑発に日本の国民は大きな不安を感じている。国際社会が団結し、北韓を圧迫して北韓の態度を変えることが重要だ」と指摘しました。
会談の最後に山口代表は、文大統領に安倍首相からの親書を渡しました。
青瓦台の高官級関係者は、親書の内容について「韓日中首脳会談を早期に開催したい。これをきっかけに文大統領が日本を訪問することを望む」という内容が含まれていたと伝えました。
この関係者によりますと「文大統領は、従来の立場通り、12月中に韓日中首脳会談を開催することが難しければ、来年初めにしたいという趣旨で答えた」と明らかにしました。
実際、 親書を受け取った文大統領は、「韓日中首脳会談が早期に実現し、日本を訪問できればと思う。平昌冬季オリンピック期間中に、安倍首相が訪韓することを望んでいると伝えてもらいたい」と山口代表に述べました。

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