文在寅(ムン・ジェイン)大統領が24日、地震被災地の浦項を訪れ、被災者らを励ましました。
現地入りした文大統領は、最初の日程として、浦項市内の女子高校を訪れ、前日の23日に大学修学能力試験を受けた受験生らを励ましました。
また、崩壊が懸念され、閉鎖されたマンションなど被災現場を視察し、被害状況について報告を受けたほか、避難所で生活している被災者らと会って、慰めのことばを伝えました。
一方、国土交通部は、被災者のための臨時住宅として、賃貸住宅210戸を確保し、提供していますが、それでも現在、避難所生活を強いられている被災者は、1300人あまりと増え続けています。
これまで地震の被害が確認されたのは、2万3000か所あまりで、2次災害を防ぐための残骸の処理などはある程度終わりましたが、被災者らが日常に復帰するためには、さらなる安全点検が必要となっています。