収賄罪などに問われている前大統領の朴槿恵被告の公判が27日、ソウル中央地方裁判所で42日ぶりに再開されましたが、朴槿恵前大統領は出廷しませんでした。
朴槿恵前大統領は10月13日にソウル中央地方裁判所が勾留延長を認めたことに反発して出廷拒否の姿勢を示し、弁護団も勾留延長に抗議するとして全員が辞任しました。
ソウル中央地方裁判所は国選弁護人5人を選任、新たな弁護団が準備を続けていましたが、朴槿恵前大統領は新たな弁護団との接見を拒否しています。
42日ぶりに公判が再開されましたが、朴前大統領は健康問題を理由に出廷せず、ソウル中央地方裁判所は公判を28日に延期することを決めました。
ソウル中央地方裁判所は28日にも朴前大統領が出廷しない場合、欠席裁判で公判を続けるとしています。