アメリカのトランプ大統領は、北韓が29日未明に長距離弾道ミサイルを発射した直後、ホワイトハウスで記者らと会い、「この問題は、我々が処理する」との立場を示しました。
また、トランプ大統領は、今回の挑発で北韓問題に対するアメリカのアプローチが変わるのかという記者からの質問に対して、「アメリカは非常に真剣なアプローチ法をもっていて何も変わらない」と述べました。
一方、マティス国防長官は、「北韓がICBM=大陸間弾道ミサイルを発射した。今回のミサイルは、北韓が発射したミサイルの中で最も高度が高かった」とし、国際社会が力をあわせて北韓に対してさらなる制裁を加える必要があると述べ、発射を強く糾弾しました。
ただ、「現在としては、外交的解決手段が依然として有効だ」とも述べ、平和的方法で北韓の非核化を導き出す意思を示しました。
これに先立ち、ホワイトハウスの報道官は、ツイッターでトランプ氏が北韓のミサイルがまだ上空を飛んでいたときに報告を受けたことを明らかにしています。