政治
セウォル号隠ぺい疑惑の遺骨 「身元判明者のもの」
Write: 2017-11-29 10:51:52 / Update: 2017-11-29 15:38:24
海洋水産部が隠ぺいした疑惑が浮上していた、旅客船セウォル号の船内で見つかった遺骨は、すでに遺骨の一部が発見され、葬儀を終えた犠牲者のものであることがわかりました。
この遺骨は、旅客船セウォル号の船内で今月17日、見つかりましたが、海洋水産部がこの事実を22日になって公表したことで、政府が行方不明者の家族が撤収するまで意図的に隠そうとしたのではないかとして、隠ぺいの疑惑が持ち上がっています。
セウォル号沈没事故では、いまだ5人が行方不明となっていて、セウォル号が引き揚げられた木浦港で遺骨の発見を待っていたこの5人の家族らは、16日に木浦港を去ると表明し、18日から3日間、葬儀を行うことになっていました。
海洋水産部は28日、遺骨の隠ぺい疑惑をめぐる2回目の調査結果を発表しました。
それによりますと、国立科学捜査研究院の鑑定結果、この遺骨は、すでに遺骨の一部が見つかり、先月葬儀を終えた犠牲者のものであることがわかったということです。
また政府は、遺骨が見つかった事実をただちに報告しなかった現場の責任者2人に対する処罰を人事革新処に求めることにしました。
調査結果によりますと、この2人は、この遺骨が、すでに遺骨の一部が見つかって葬儀を終えた犠牲者のものと判断し、行方不明者の葬儀が終わる22日以降に公表することを事前に話し合ったということです。
また、こうした理由から、20日なって報告を受けた海洋水産部の長官が、マニュアルどおり公表するよう指示したにもかかわらず、実行しなかったということです。
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