10月のサービス収支の赤字幅がこれまでで最も大きくなりました。
韓国銀行が5日発表した国際収支によりますと、10月のサービス収支は35億3000万ドルの赤字となり、赤字幅は月間ベースで過去最大となりました。
アメリカの高高度迎撃ミサイルシステム「サード(THAAD)」の韓国配備の影響で、韓国を訪れる外国人が減少した一方、旧暦のお盆、秋夕(チュソク)の連休が最長10日と長かったことから海外に出かけた韓国人旅行客が増え、旅行収支の赤字幅が拡大したことが背景にあります。
旅行収支は16億7000万ドルの赤字で、これまでで2番目に大きくなっています。
10月の出国者数は223万2000人で、去年の同じ期間に比べて19.6%増えましたが、入国者数は116万6000人で、26.6%減っています。