KBS、MBC、SBSの地上波放送局3局が、いずれも放送通信委員会による再許可審査で、最許可を認める合格点に及ばない評価を受けたことがわかりました。
放送界が8日明らかにしたところによりますと、地上波3局は、放送通信委員会による再許可審査で、放送の公正性や公的責任などの項目で低い点数を受け、合格点を下回る評価を受けたということです。
特に、いずれも公営放送のKBSとMBCは、△放送の公的責任と公正性・公益性△放送の発展に向けた支援計画の実施および放送法令などの遵守△放送局内部の労使関係などの審査項目で評価が低かったもようです。
放送通信委員会は、今月中に再許可するかどうかを決めるとしています。
放送通信委員会が、地上波放送局が持つ社会的影響力などを考慮し、「公的責任の強化」など厳しい条件をつけたうえで再許可決定を下す可能性が高いというのが放送界の大方の見方です。
地上波3局は、2013年の審査で合格し、4年間の再許可を得ています。