メニューへ 本文へ
Go Top

経済

新世界グループが週35時間勤務に 賃金は削減せず

Write: 2017-12-08 14:01:57Update: 2017-12-08 14:40:50

新世界グループが週35時間勤務に 賃金は削減せず

新世界グループは8日、来年1月から、労働時間を週35時間に短縮すると発表しました。
韓国の法定労働時間は週40時間で、週35時間勤務制の導入は、韓国の大企業としては初めてです。
週35時間勤務制が実施されると、新世界グループの従業員は、1日7時間、勤務することになります。
新世界グループは、労働時間短縮の理由について、「長時間労働や過労が定着した韓国の労働文化を画期的に変え、従業員に‘休息がある生活’、‘仕事と生活のバランス’を提供し、休む時はしっかりと休み、働く時は集中して働く企業文化をつくっていくため」としています。
労働時間の短縮に伴う賃金削減はなく、毎年定期的に行われる賃上げもこれまでどおりに行うとしています。
新世界グループは、労働時間がOECD=経済協力開発機構の主要国並に短くなることから、先進的な勤務文化をつくりあげることにより生産性向上を図って行きたいとしています。
韓国の多くの企業が、労働時間短縮の必要性を認識していながらも、実質的な雇用負担が増すことからなかなか実施に踏み切れずにいるなか、ほかの企業に与える影響が注目されています。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >