11日から臨時国会が始まりました。
選挙区制の見直しや憲法改正などが論点になる見通しです。
与党「ともに民主党」は臨時国会で、公職者の不正捜査機関新設法や情報機関の国家情報院改革法に力を入れることにしています。
しかし、最大野党の「自由韓国党」は二つの法案に反対していて、地域別産業育成に向けた規制緩和を盛り込んだ規制フリー特別法に力を入れることにしています。
与党「ともに民主党」と野党「国民の党」「正しい政党」は憲法改正と選挙区制の見直しについて論議を進めるべきだとしていますが、「自由韓国党」は、選挙制度の見直しは「ともに民主党」と「国民の党」の野合が生み出したとして、論議そのものを拒否しています。
臨時国会は23日まで開かれますが、各党の利害が絡んでいるだけに与野党の衝突が予想されています。