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政治

訪中の文大統領 南京事件に触れる

Write: 2017-12-14 10:24:32Update: 2017-12-14 17:21:25

訪中の文大統領 南京事件に触れる

就任後初めて中国を訪問している文在寅(ムン・ジェイン)大統領が、13日、南京事件について異例の言及をしました。
文大統領の4日間の訪中日程が始まった13日は、旧日本軍により30万人を越える中国人が殺害されたとする南京事件から80周年になる日でした。
文大統領は、中国訪問で最初の公式日程として出席した、在中韓国人懇談会で、南京事件について触れ、「韓国人は、中国人が経験した苦しい事件について深い同質感を持っている」と述べました。
韓国の大統領が南京事件に触れながら韓国と中国の「歴史上の同質性」について言及したのは、今回が初めてです。
文大統領は、この日、北京の首都国際空港に迎えに来る予定だった、盧英敏(ノ・ヨンミン)駐中大使に、南京事件追悼式典に出席するように指示するなど、中国に配慮する姿勢を見せました。
文大統領は、また、両国の関係について「韓国と中国が国交を結んで依頼、経済分野では飛躍的な発展を遂げてきたが、政治や安全保障での発展は、まだそれに追いついていない。両国の関係が多様な分野で均等に発展し、韓中関係が外部の葛藤要因により揺れることがないようにしたい」と述べました。
文大統領は、訪問2日目の14日は、韓中経済貿易パートナーシップに出席して両国の企業関係者を励まし、両国の経済協力の強化を求める予定です。
文大統領は14日の夕方、 習近平国家主席との首脳会談に臨みます。

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