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政治

検察、崔順実被告に懲役25年を求刑 国政介入事件

Write: 2017-12-15 10:41:44Update: 2017-12-15 13:03:19

検察、崔順実被告に懲役25年を求刑 国政介入事件

検察は14日、一連の汚職スキャンダルで大統領を罷免された朴槿恵(パク・クネ)被告の親友であり、事件の中心人物とされる崔順実(チェ・スンシル)被告に懲役25年を求刑しました。
崔被告は、朴前大統領らと共謀し、50社以上の大企業に対し自らが事実上支配していた2つの財団に合わせて774億ウォンを拠出するよう強要した職権乱用罪のほか、朴前大統領とともに三星グループから約束分を含めて433億ウォンの賄賂を受け取った収賄罪などに問われています。
ソウル中央地方裁判所で14日に開かれた公判で、検察は、「崔被告は自身の利益のため、大統領の権限を利用し、憲法の価値を傷つけた。国政に介入し、初の大統領弾劾事態の国家危機を招いた張本人だ」と指摘し、崔被告に対して、懲役25年、罰金と追徴金合わせておよそ1,260億ウォンを求刑しました。
崔被告の弁護人は、「25年の求刑は獄死しろということだ。被告は財団設立にかかわっていない」と全面的に反論しました。
崔被告への判決は、来年1月中旬までに言い渡される見通しで、有罪判決を受けた場合は、来月下旬に開かれる見通しとなっている朴前大統領の結審公判で、共謀したとされる朴前大統領にも厳しい判決が下される可能性が高まり、注目されます。
検察はまた、崔被告が主導して設立した財団の資金集めに関与した罪に問われている、朴槿恵政権時代に大統領府青瓦台の政策調整首席秘書官だった安鍾範(アン・ジョンボム)被告に懲役6年と罰金1億ウォン、崔被告らへの贈賄罪に問われているロッテグループ会長の辛東彬(シン・ドンビン)被告には懲役4年と追徴金70億ウォンを求刑しました。

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