13日から中国を訪れている文大統領は、15日午前、北京大学で演説しました。
このなかで、文大統領は、韓中両国関係の未来ビジョンを示すとともに、「両国の若者が、多くの交流・協力により、より明るい韓中関係を築いていく必要がある」と述べ、両国関係における若者の役割の重要性を強調しました。
韓国の現職大統領が北京大学で演説したのは、2008年5月の当時の李明博(イ・ミョンバク)大統領以来です。
演説後、文大統領は、中国共産党序列3位の張徳江・全国人民代表大会常務委員長、序列2位で中国経済を事実上統括する李克強首相とそれぞれ会談し、韓中関係の修復に向けた動きを加速化するための具体的な協力について意見を交わします。