中国の軍用機5機が18日午前、韓国の防空識別圏に進入しました。
韓国軍の合同参謀本部が明らかにしたところによりますと、中国の軍用機が18日午前10時10分ごろ、済州島の南の岩礁、離於(イオ)島付近の防空識別圏に進入したということです。
進入したのは、中国の爆撃機2機と戦闘機2機、偵察機1機の合わせて5機で、韓国軍は午前10時ごろ、この5機が防空識別圏に近づいてきていることをとらえ、F-15Kなどの戦闘機を出撃させました。
この5機は、日本の防空識別圏内を飛行したあと、再び韓国の防空識別圏に入り、離於島の西方から中国方向に抜けて行ったということです。
これについて、中国軍は、ホットラインを通じて日常的な訓練だったと説明したということです。
中国の軍用機はことし1月9日にも10機あまりが韓国の防空識別圏に進入しています。