このほど行われた韓中首脳会談について、韓国国民の10人に5人以上が肯定的に評価していることが世論調査の結果でわかりました。
世論調査会社の「リアルメーター」が全国の成人男女500人あまりを対象にアンケート調査を行って、15日、結果を発表したところによりますと、今回の韓中首脳会談について「韓半島の平和と安全に役立ったと肯定的に評価する」と答えた人は、回答者の55.8%でした。
これに対して、「外交的欠礼・屈辱外交という指摘があるだけに否定的に評価する」が33.7%、「よくわからない」が10.5%でした。
年齢別には、肯定的な評価は、30代でもっとも多く、続いて20代、40代の順で、50代と60代以上では、否定的な評価が肯定的な評価を上回りました。
文大統領は今月13日から16日まで中国を国賓訪問しましたが、韓国では、文大統領と中国側との食事の機会が極めて少なかったことや韓国メディアのカメラマンたちが中国人警護員から集団暴行を受けて負傷したことなどで、「外交的欠礼」「屈辱外交」と批判する声が上がっています。