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経済

ロッテの辛東彬会長に執行猶予の有罪判決

Write: 2017-12-23 11:25:10Update: 2017-12-23 11:25:10

ロッテの辛東彬会長に執行猶予の有罪判決

労働の実態のない親族などに巨額の報酬をに不法に支給したなどとして横領や背任の罪に問われたロッテグループ会長の辛東彬(シン・ドンビン、日本名:重光昭夫)被告に対し、ソウル中央地方裁判所は22日、懲役1年8か月、執行猶予2年の有罪判決を言い渡しました。
辛東彬被告は、取締役や顧問などとして名前だけ登録し労働の実態のない親族などに508億ウォンの給与を不法に支払ったとして、父親でグループ創業者の辛格浩(シン・ギョクホ、日本名:重光武雄)被告と、兄でロッテホールディングス前副会長の辛東主(シン・ドンジュ、日本名:重光宏之)被告とともに横領や背任の罪で在宅起訴されていました。
裁判所は22日、会長の辛東彬被告に、検察が懲役10年、罰金1000億ウォンを求刑したのに対して、懲役1年8か月、執行猶予2年の有罪判決を言い渡しました。
また、グループ創業者の辛格浩被告には懲役4年と罰金35億ウォンの実刑判決を言い渡しましたが、高齢による健康上の理由から収監しないことにしました。そして兄の辛東主被告については、検察が懲役5年と罰金125億ウォンを求刑していましたが、裁判所は勤務実態があったとして無罪判決を出しました。
これとは別に、辛東彬会長は、朴槿恵前大統領をめぐる贈収賄事件で朴槿恵氏の友人で事件の中心人物とされる崔順実被告が運営していた財団に70億ウォンを支援した贈賄罪で懲役4年を求刑されており、来月判決公判が行われる予定です。

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