韓国中部・堤川の8階建て商業ビルで21日、29人が死亡した火災について、国立科学捜査研究院はビル１階駐車場の天井から出火したとする見解を示しました。
国立科学捜査研究院は23日、遺族代表に会い、「火災現場の防犯カメラや車のドライブレコーダーを分析した結果、ビル１階にある駐車場の天井から出火したことは間違いない」として、施設設備の問題か、配管の設置作業と関連性があるかどうかについてさらに調べを進めていることを明らかにしました。
一方、消防当局は、駐車場の天井に配管を設置する作業を行っていた最中に、飛んだ火花が発泡スチロールに燃え移り、発火した発泡スチロールが駐車場の車に落ちて瞬く間に火が広がったものとみられると話しています。