韓国外交部は日本軍慰安婦問題をめぐる韓日合意について検証を進めてきましたが、検証結果を慰安婦被害者に説明し、最終的な対応を決めることにしました。
外交部の関係者は、慰安婦被害者と個別に面談して、検証結果について十分説明し、被害者の意見を聞いたうえで、慰安婦合意に関する今後の政策の方向を決めたいとしています。
慰安婦被害者で生存している人は32人いますが、このうち24人は慰安婦合意に基づいて慰労金1億ウォンを受け取り、残り8人は合意を受け入れられないとして受け取りを拒否しています。
この問題は、安倍首相の平昌オリンピック期間中の韓国訪問とも絡んでいるため、政府は具体的な対応についてオリンピックが終わったあとに発表する見通しです。