韓国中部の忠清北道堤川市のビルで29人が死亡した21日の火災で、警察は24日夜、ビル所有者の男ら2人を業務上過失致死傷などの疑いで逮捕しました。
警察は現場の鑑識や生存者の証言などから、ビルのスプリンクラーのバルブが締まったままで、火災になっても作動しない状態だったことを確認しました。
また、20人が死亡した2階の女性サウナの非常出口が棚でふさがれていて、脱出が不可能な状態だったことも確認しました。
警察はビル所有者のずさんな管理で多くの死傷者が出たとみているもようです。