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社会

将来なりたい職業の1位は「教師」 偏りは減る

Write: 2017-12-26 10:48:19Update: 2017-12-26 10:48:19

将来なりたい職業の1位は「教師」 偏りは減る

小・中・高校生の将来なりたい職業で、ことしも1位は「教師」でしたが、その割合は減っており、また一部の職業への偏りも緩和していることがわかりました。
教育部と韓国職業能力開発院は、ことし6月から7月にかけて全国の合わせて1200小・中・高校の2万8000人の児童・生徒を対象にアンケート調査を行い、その結果を25日に発表しました。
それによりますと、小学生、中学生、高校生のいずれも、なりたい職業の1位は「教師」でした。
「教師」は、調査が始まった2007年以来、1位または2位の座を保っています。
ただ、「教師」と答えた児童・生徒の割合は減っていて、2007年の調査では、小学生の15.7%が「教師」と答えていますが、ことしは9.5%に減っています。中学生は、19.8%から12.6%に、高校生は、13.4%から11.1%に減りました。
上位10位にあげられた職業への偏りも和らいでいて、職業能力開発院の関係者は、「進路指導が活発になり、児童・生徒がさまざまな職業について情報を得られるようになったため」と説明しています。
「教師」の次になりたいと思う職業は、小学生は、「スポーツ選手」「医師」「シェフ」「警察」などの順で、中学生は、「警察」「医師」「スポーツ選手」「シェフ」などの順でした。
高校生は「看護師」「警察」「軍人」「機械工学技術者・研究者」などの順でした。高校生は、「機械工学技術者・研究者」「コンピュータエンジニア・プログラマー」といった理工系の職業が上位10位に含まれており、教育部の関係者は、「第4次産業革命への関心が高まったことが背景にある」と説明しています。

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