年末恒例の社会鍋募金で、これまでで最高額の1億5000万ウォンの小切手が入っているのが見つかりました。
韓国救世軍によりますと、今月24日、ソウル蚕室(チャムシル)のロッテ百貨店前に置かれた社会鍋に、5000万ウォンの小切手3枚が重なった状態で折りたたまれて、入っていたということです。
一度に行われた寄付としてはこれまでで最高額です。
一方、ことしの社会鍋の募金額は、去年より10%減ったのに対して、企業からの募金は80%ほど増えたということです。
これについて、救世軍の関係者は、「現金を持ち歩かない傾向が強くなっているうえ、最近、難病を患っていた中学生の娘の友達を殺害したとして逮捕された男が、娘への寄付金で豪華な生活を送っていたことが発覚した事件で、募金への不信感が深まったことなどが影響したとみられる」と話しています。