来月4日からソウル市内のバスの車内に、テークアウトのコーヒーなど飲食物入りの使い捨てカップを持ち込むことができなくなります。
ソウル市が28日に「条例・規則審議会」を開いて決めたもので、関連条例の一部改正案を可決したということです。
飲食物入りの使い捨てカップのバスへの持ち込み禁止は、全国で初めてとなります。
市内バスを安全に運行するためで、可決された条例改正案では、「市内バスの運転手は、飲食物入りの使い捨てカップ、または不潔と判断された物や悪臭を出す物の持ち込むを拒否することができる」としています。
ユ・グァンサン ソウル市議会議員は、「最近、テイクアウト文化が広がり、熱いコーヒーや飲食物が入った使い捨てカップをバスに持ち込むことが多いが、飲食物をこぼして安全を害したり、紛争が起きたりすることが多くなっている」と改正の背景を説明しています。