李明博(イ・ミョンバク)政権と朴槿惠(パク・グネ)政権当時の数々の疑惑について捜査が行われていることについて、韓国人のおよそ7割は、長い間に積み重なった弊害「積弊」を清算することだと考えていることがわかりました。
これは、韓国の総合編成チャンネル「JTBC」が世論調査会社の「韓国ギャロップ」に依頼して全国の成人男女1010人を対象に調査してわかったものです。
文在寅(ムン・ジェイン)政権に入ってから李明博、朴槿惠政権時代、国家情報院の政治介入事件など数々の疑惑について捜査が行われていることについてどう思うかを尋ねたところ、「積弊清算」と答えたのは67.4%でした。
一方、「政治的報復」と答えたのは、22.5%でした。
また、前政権に対する捜査について「時間がかかっても続けるべき」という回答は64.5%で、「早めに終わらせるべき」という回答はその半分の31.7%でした。
文在寅大統領は去年5月の大統領選で李明博、朴槿惠政権時代の積弊を清算することをキャッチフレーズに掲げていました。