文在寅(ムン・ジェイン)大統領は10日午前、大統領府青瓦台で国内外メディア向けの記者会見を開きます。
青瓦台が4日明らかにしました。
会見はテレビで生中継されるということです。
文大統領がテレビで生中継される会見を開くのは去年8月17日の就任100日に合わせた会見以来、2回目となります。
会見ではおよそ20分間、新年の国政運営方向について説明し、そのあと、およそ1時間かけて質疑応答を行うということです。
事前に質問と質問者を決めず、大統領が質問者を指名する形で進められます。
会見では、旧日本軍の慰安婦問題をめぐる日本との合意について、韓国政府の対応方針と後続措置について発表するものとみられます。
また南北関係改善の動きや韓半島の平和定着、平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック、改憲などの政治・外交・安全保障の懸案や、1人当たり国民所得3万ドル達成、雇用創出、経済格差の解消などに関する構想を発表するものとみられています。
会見には国内外メディアの記者およそ250人が出席する見通しです。