子どものテレビ視聴が多い時間帯である午後5時から7時までの間は、肥満を誘発する高カロリー低栄養価食品と、カフェインの含有量が多い食品のテレビ広告を制限する措置の実施期限がなくなり、常時化される見通しとなりました。
こうした内容の「子ども食生活安全管理特別法施行令」の改正案が、9日の閣議で審議・議決されました。
肥満を誘発する高カロリー低栄養価食品などのテレビ広告時間制限措置は、2010年1月に3年の期限付きで導入され、その後2013年と2015年の2回にわたって延長され、2018年1月26日までとなっていました。
今回の改正案では、子どもの健康な食生活を実践するためには、こうした制限措置が今後も継続的に必要であるとの判断に基づき、規制の存続期限をなくし、常時化するとしています。