ここ数日、厳しい寒さが続き、暖房のための電力需要がピークに達したことから、韓国政府がこれまででもっとも大規模の電力使用量の削減要請を出しました。
電力取引所によりますと、12日、政府の指示にしたがって、午前9時から12時まで、デマンド・レスポンスに参加している企業に対して電力使用量を削減するよう要請したということです。
デマンド・レスポンスは、節電をすることでそれに見合った対価が電力会社からもらえる制度です。
電力取引所は11日も、午前9時15分から2時間、電力使用量の削減要請を出しています。
気温が大幅に下がったための措置で、削減する電力の規模は、11日の2倍を上回る330万キロワットに上り、これまででもっとも大きくなりました。
12日、ソウルの朝の最低気温は氷点下15度3部と、この冬一番の寒さとなったほか、江原道(カンウォンド)横城(フェンソン)では氷点下24度8分となりました。