韓国製タバコの輸出額が、去年は過去最高の11億ドルに上り、ここ5年間で2倍以上増加したことがわかりました。
関税庁によりますと、去年の韓国製タバコの輸出額は、これまででもっとも多い11億339万ドルに上り、一昨年に比べて9.7%増加しました。
去年の韓国製タバコの輸出額を国別で見ますと、アラブ首長国連邦が3億7554万ドルでもっとも多く、続いて日本2億3592万ドル、ベトナム8769万ドル、アメリカ8082万ドルなどの順となっています。
韓国製タバコの輸出額は、2013年は5億3490万ドルだったため、ここ5年間で2倍以上増加したことになります。
なかでも、タイへの輸出額は、2013年は59万7000ドルだったのに対し、去年は7111万ドルとなり、ここ5年間で119倍も増加したほか、インドネシアは6倍、ベトナムは1.5倍の増加となっています。
これについて専門家は、東南アジア諸国の経済成長や韓国のタバコメーカーの海外進出などが影響を与えているものとみられると説明しています。