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政治

大島衆院議長を表敬訪問 李洙勲駐日大使

Write: 2018-01-16 09:46:59Update: 2018-01-16 09:46:59

大島衆院議長を表敬訪問 李洙勲駐日大使

韓国の李洙勲(イ・スフン)日本駐在大使が、大島理森衆議院議長を表敬訪問し、歴史問題について落ち着いて対応していくことが重要だと述べました。
東京の韓国大使館によりますと、李洙勲駐日大使は15日、大島議長を表敬訪問したということです。
李大使は、前の政権が旧日本軍慰安婦問題をめぐる2015年末の韓日合意を交わしたことは否定できない事実だとしたうえで、日本に再交渉を要求しないとする韓国政府の立場を説明したとされます。
大島議長は、韓日合意は履行されていかなければならず、互いに冷静に対応していく必要があると述べました。
また両国が過去を直視し、未来志向の関係を発展させていくことが何より重要だと強調しました。 さらに政治的な問題があっても、国民感情にまで影響を及ぼしてはならず、両国の国民間の交流は着実に促進させていくことが大事だと話しました。
これに対して李洙勲大使は、歴史問題を落ち着いて扱いながら、経済協力や人の交流など未来志向関係の発展を着実に進めていくことが重要で、韓国政府はこうした方向で引き続き努力していくと述べました。
また大島議長が来月中旬、韓日未来対話に出席するために韓国を訪れる際、平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックを観覧する予定であることに謝意を表明し、日本の政治指導者だけでなく多くの日本人に平昌を訪れてもらいたいとして、オリンピックの成功に向けた協力を呼びかけました。

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