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政治

李明博元大統領の側近2人逮捕 国情院から収賄の疑い

Write: 2018-01-17 10:49:12Update: 2018-01-17 10:49:12

李明博元大統領の側近2人逮捕 国情院から収賄の疑い

李明博(イ・ミョンバク)政権時代に情報機関の国家情報院が、大統領府青瓦台に対して使途を明らかにする必要のない国家情報院の「特別活動費」と呼ばれる資金の一部を上納していた疑いについて捜査している検察は、李明博元大統領の最側近で青瓦台の元幹部2人を収賄などの疑いで17日、逮捕しました。
逮捕されたのは、李明博政権で青瓦台元総務企画官を務めていた金伯駿(キム・ペクジュン)容疑者と、民情秘書官を務めていた金鎮模(キム・ジンモ)容疑者で、国家情報院から金伯駿容疑者は4億ウォン、金鎮模容疑者は5000万ウォンをそれぞれ不正に受け取っていた疑いが持たれています。
2人はいずれも李明博元大統領の最側近で、なかでも金伯駿容疑者は、「李元大統領の執事」と呼ばれ、40年間にわたって李元大統領の財産などを管理してきました。
国家情報院の特別活動費をめぐっては、裏金を受け取ったとして朴槿恵(パク・グネ)前大統領も、今月4日に収賄の罪などで検察から追起訴されています。
検察は、国家情報院の元幹部から李明博元大統領が国家情報院から資金が不正に上納されている事実を知っていたとする供述を確保しており、李元大統領が関与したかどうかについて今後、集中的に捜査する方針で、検察の矛先が李明博元大統領に向けられる可能性が出てきました。

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