韓国の康京和(カン・ギョンファ)外交部長官が、24日と25日の2日間、スイスで開かれる「ダボス会議」に出席します。
ダボス会議は、政治、経済、学界など様々な分野で活躍している世界のリーダーが集い、国際社会が直面している問題の解決に向けて取り組む目的で作られた組織の「世界経済フォーラム」が、毎年1月に開いている年次総会です。
今回の会合で、康京和長官は、韓半島の情勢について話し合う複数のセッションに出席し、北韓の核問題の平和的な解決に向けた韓国政府の取り組みや、平昌(ピョンチャン)オリンピックの準備状況などを紹介する予定です。
これについて外交部は、北韓の平昌オリンピック参加など最近の韓半島の情勢や、韓国政府の経済・安全保障関連政策などについて説明することで、国際社会の理解や協力を求めるよい機会になると説明しています。
ことしのダボス会議は、アメリカのトランプ大統領やフランスのマクロン大統領など各国の首脳70人を含む3000人あまりの世界のリーダーが出席するなか、現地時間で23日から26日まで開かれます。