メニューへ 本文へ
Go Top

経済

LG電子 セーフガード発動受けて洗濯機価格の引き上げへ

Write: 2018-01-25 10:39:42Update: 2018-01-25 10:39:42

LG電子 セーフガード発動受けて洗濯機価格の引き上げへ

アメリカ政府がセーフガード=緊急輸入制限を発動したことを受けて、LG電子が販売価格の引き上げに踏み切るもようです。
アメリカの日刊紙「ウォールストリートジャーナル」が24日、報じたところによりますと、LG電子は22日、アメリカの小売業者に「貿易環境の変化により、洗濯機の販売価格を引き上げる予定だ」と通知したということです。
「ウォールストリートジャーナル」は、家電業界の専門家らの話として、洗濯機や乾燥機の一部のモデルに対して、50ドルほどの価格の引き上げが行われる見込みだ」としたうえで、引き上げの時期などについてはまだ決まっていないと伝えました。
三星電子とLG電子の洗濯機の販売価格はいまより20%引き上げられるとみられているなか、アメリカメーカーも利益を拡大するため、価格引き上げに出る可能性が高いとされ、最終的には消費者に被害が及ぶという指摘が出ています。
アメリカの日刊紙「ニューヨークタイムズ」は社説で、「アメリカ政府のアプローチは、消費者のために働いていない」と批判しました。
アメリカ政府は現地時間の22日、アメリカが輸入する家庭用洗濯機などに対し、セーフガードを発動することを決めたと発表しています。
USTR=アメリカ通商代表部は、セーフガード発動により、三星電子やLG電子などから輸入する家庭用洗濯機に対し、1年目は年間120万台以下の輸入台数に20%、それを超える台数には50%の関税をそれぞれ課すとしています。2年目は120万台以下に18%、それを超える台数に45%の関税を課し、導入3年目には税率をそれぞれ16%、40%に引き下げるとしています。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >