社会
韓国亡命の北韓兵士 「犯罪を犯していない」
Write: 2018-01-25 10:57:49 / Update: 2018-01-25 10:57:49
去年11月に南北の軍事境界線上にある板門店から亡命してきた北韓軍兵士について、一部のメディアから、その兵士が自ら犯罪にかかわっていると述べていたという報道が出ていることについて、本人は否定していることなど、詳細がわかりました。
韓国の情報機関の国家情報院は、24日、国会情報委員会の与野党の幹事に対して業務報告を通じて明らかにしました。
この報告を受けた、 野党・自由韓国党幹事のイ・ワンヨン議員によりますと、去年11月に亡命してきた北韓軍の兵士オ・チョンソンさん(24)は、「軍部隊で運転手をやっていたが、偶発的に亡命することになった」と述べていて、北韓から送還の要求はなかったということです。
また、犯罪にかかわっていた可能性については、「これまでの調査によると、オさんが犯罪にかかわっている事実は全く見つからなかったという。他の亡命者からもそのような発言はなかった」と説明しました。
同じく報告を受けた与党・ともに民主党の幹事、キム・ビョンギ議員も「オさんが、殺人事件にかかわっていたということは、今確認されていないということが国家情報院の公式説明だ」と伝えました。
これに先立ち、オさんが最近、国家情報院と軍などから、韓国に入った動機や経路などを調査する尋問を受けたとき、「北韓で殺人を伴う犯罪を犯した」と自ら述べていたという報道が一部のメディアから出ていました。
おすすめのコンテンツ
カルチャーラボK
2025-08-13
聞かせて!あなたの韓国ライフ
2025-07-31
韓国WHO‘SWHO
2025-08-04