韓国とアメリカの政府関係者と有識者が30日、ワシントンで会合し、韓半島情勢などについて意見を交わします。
韓国からは大統領府青瓦台国家安保室の平和軍備統制秘書官や政府系シンクタンクの関係者らが、アメリカからは国務省や国防総省の関係者らが参加します。
会合では、平昌冬季オリンピックを契機に南北の対話が進んでいることを受けて、今後の南北対話や米朝対話の可能性を模索することになる見通しです。
大統領府青瓦台のユン・ヨンチャン秘書官は会合について、官民合同で両国間の包括的な関心事について意見交換するもので政府間の協議ではないと強調しました。
ただ、韓米当局者が加わる会合ということもあって、オリンピックが終わったあとも北韓との対話を続けていくための方策などについて意見が交わされるのではないかとする見方もあります。
統一部の趙明均(チョ・ミョンギュン)長官はこのほど、南北対話が今後も続くかどうかは米朝の対話が始まるかどうかにかかっていると述べました。