アメリカ政府は、韓国駐在アメリカ大使に内定していた、ビクター・チャ氏を指名しないことにし、新たな候補を探していることがわかりました。
アメリカの複数のメディアが30日伝え、ホワイトハウスも事実確認をしました。
ワシントンポストによりますと、「チャ氏がトランプ政権の対北韓政策や、韓米FTAなどについて懸念を表明するなど、意見が一致せず、駐韓アメリカ大使の指名を受けられなくなった」ということです。
これに先立って、アメリカ政府は先月、チャ氏を駐韓アメリカ大使に内定し、韓国政府に任命同意を求め、韓国政府は直ちに承認手続きを終え、平昌オリンピック開幕前にも赴任するとの見方が出ていました。
ビクター・チャ氏は韓国系アメリカ人で、ブッシュ政権で、アメリカ国家安全保障会議アジア担当補佐官、6か国協議副代表などを務め、現在、アメリカ戦略国際問題研究所の韓国部長でジョージタウン大学教授を務めています。
駐韓アメリカ大使は、およそ1年間空席となっていて、平昌オリンピックの終了後、北韓の核問題が再び表面化するとの観測もある中、韓米間の対話のチャンネルに空白が生じるのではないか懸念されています。