アメリカがハワイで行ったミサイルの迎撃実験が失敗したことが、アメリカ・メディアの報道でわかりました。
CNNなど複数のアメリカ・メディアが現地時間の31日、アメリカの政府関係者の話として報じたところによりますと、アメリカはハワイで迎撃ミサイル「SM3ブロック2A」の迎撃実験を行ったが、標的のミサイルを撃墜できなかったということです。
これについて、アメリカ国防総省は、ミサイルの迎撃実験を行ったことは明らかにしたものの、成否については言及を避けました。
「SM3ブロック2A」は、中距離弾道ミサイルを迎撃するためにアメリカと日本が共同で開発しているミサイルです。
今回の迎撃実験が公式に集計されれば、アメリカは1999年以降19回にわたって行ったミサイルの迎撃実験のうち、10回成功したことになります。