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経済

韓米FTA改定交渉が終了 意見の隔たり大きい

Write: 2018-02-02 10:49:55Update: 2018-02-02 11:04:52

韓米FTA改定交渉が終了 意見の隔たり大きい

韓国とアメリカとのFTA=自由貿易協定再交渉の第2回会合が先月31日から2日間ソウルで行われましたが、両国間の隔たりを埋めることができないまま終了しました。
2日間の協議で、両国は、それぞれの関心分野について、より具体的な交渉を行いました。
アメリカ側は自動車・部品分野を中心に貿易障壁の解消を求めました。
一方、韓国は、セーフガード=緊急輸入制限などの乱用防止の必要性を強調しました。また、投資受け入れ国の協定違反によって投資家が受けた損害を金銭などで賠償する手続きを定めた投資家対国家の紛争解決(ISDS)の改善の必要性を指摘しました。
交渉に参加した産業通商資源部の金鉉宗(キム・ヒョンジョン)通商交渉本部長は、交渉のあと、「まだまだ道のりは遠い」と述べ、両国の意見の隔たりが大きいことを示唆しました。アメリカが韓国側の要求に対し、具体的にどのような立場を取ったのかについては明らかにしませんでした。
両国は、数週間以内にアメリカで3回目の交渉を行います。
2回にわたる交渉で意見の隔たりを埋めることができなかった両国が、3回目の交渉ではどれほど歩み寄れるか注目されます。

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