韓国の若年層は、人生の幸福度が、ほかの年齢層に比べて低い状態であることがわかりました。
ソウル大学の研究チームが、去年9月から12月までの間、インターネット上のアンケート調査で集められた28万1162件の回答を分析したところによりますと、20代と30代の幸福度がもっとも低かったということです。
幸福度がもっとも高い年齢層は10歳未満の子どもで、100点満点で70点でした。
それに続いて、60歳以上の高齢層は61点、10代59点、50代58点、40代54点、20代と30代が同じく52点でした。
また、人生に対する不安について調べたところ、不安感がもっとも高いのは20代で、続いて30代、40代、10代、50代などの順となっているということです。
これについて研究チームの関係者は、40~50代の中高年層の幸福度がもっとも低い傾向がみられたこれまでの研究と異なる結果となったため、その原因についてさらに調べていく必要があると説明しています。