北韓が平昌（ピョンチャン）冬季オリンピック開会式前日の8日、軍創建日を祝う軍事パレードを行ったもようです。
政府消息筋によりますと、北韓は8日午前10時30分、平壌の金日成広場で軍事パレードを行ったと把握しているということです。
パレードには、兵士1万3000人あまりを含む5万人あまりが参加したとされます。
別の政府消息筋は、北韓がパレードを準備していた7日、ミサイルを搭載した移動式発射台がとらえられたと伝えました。
また、7日に金日成広場で5万人あまりが集まって、マスゲームのプラカードセクションをはじめパレードの練習を行ったこともとらえられたということです。
さらに、自走砲や戦車などが近くの飛行場に配備されたほか、戦闘機によるエアショーの練習も行われました。
ただ、ICBM＝大陸間弾道ミサイルやSLBM＝潜水艦発射弾道ミサイルなどを搭載した移動式発射台は、見られず、当日、パレードに登場する可能性があるとみられていました。
北韓は先月、正規軍の朝鮮人民軍創建日を4月25日から平昌（ピョンチャン）冬季オリンピックの開会式前日の2月8日に変更すると発表し、その思惑に関心が集まっていました。