SARS判定基準を変更 韓国の患者増えることも
Write: 2003-05-02 00:00:00 / Update: 0000-00-00 00:00:00
WHO=世界保健機関が、1日、加盟各国に対して、新型肺炎SARSの感染の疑いがある場合の隔離基準を強化すると発表したことから、韓国でもSARS患者として判定される人が増えるものとみられています。WHOは、これまで38度以上の高熱、激しいせきと、レントゲン検査で肺に影が出た人を隔離するように求めていましたが、これに加えて1日からは、SARSウィルスの遺伝子を増やして検出する検査で陽性の判定が出た場合は、レントゲン検査で肺炎の症状が確認されなくても早期隔離をするように求めています。このため韓国の国立保健院は、1日から、韓国でのSARS患者の判定をWHOの基準に従うことにし、国立保健院以外に、別の機関にも実験室を設けて、SARSウィルスの遺伝子検出検査の結果、両方の実験室でともに、陽性反応が出た場合、SARS推定患者と判定することにしています。このため韓国でもSARSに感染した疑いがもたれている人の中から患者として判定される人が出てくるものとみられています。
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