北韓の高位級代表団の韓国訪問以降の南北対話は、南北の合意どおり軍事実務会談から始まりそうです。
大統領府青瓦台の関係者は13日、聨合ニュースとのインタビューで、今後の南北対話について、「当初、南北が合意したものから進められる。軍事実務会談から始め、次第に格を上げていく可能性が高い」と述べました。
さらに、この関係者は人道支援について、現在、北韓が受け入れないとする立場を示しているうえ、北韓の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の提案で、政治・軍事的レベルの対話が進められているだけに、人道支援は、いまの重要なモメンタムではない」と述べました。
南北は、今月9日の高位級会談で軍事実務会談を開催することで合意していますが、その後北韓からの反応がなかったため、開催の時期を調整できずにいました。
軍事実務会談が開催されれば、軍事境界線付近での相互誹謗中傷の禁止、西海のNLL=北方限界線付近での平和保障などが議題になる見通しです。