韓国と北韓で離れ離れになっている韓国の離散家族の生存者数は、およそ6万人で、去年1年間に3800人が亡くなっていることがわかりました。
統一部と大韓赤十字社が共同で運営する離散家族情報システムに、1988年から先月までに登録された離散家族は13万1447人で、このうち、生存が確認されている人は5万8685人でした。すでに7万2762人が亡くなっています。
去年1年間に亡くなった人は3795人で、ことし1月には455人が亡くなりました。
また生存者は、70歳以上の高齢者の割合が85%を超えており、そのうち90歳以上は23.2%、80歳代は41.5%、70歳代は21.8%となっています。
南北離散家族の再会事業は2015年10月以降は行われておらず、2年以上中断されたままとなっています。
1985年9月に初めて離散家族の再会が行われて以来、これまで21回にわたって再会が行われ、南北の4185家族、合わせて1万9928人が離れ離れになった家族との再会を果たしています。