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社会

船体の回転作業を開始 セウォル号

Write: 2018-02-19 10:01:09Update: 2018-02-19 10:01:09

船体の回転作業を開始 セウォル号

2014年4月に韓国南西部の珍島(チンド)沖で沈没し、3年後の去年4月に引き揚げられた大型フェリー、セウォル号に対し、現在横になっている船体を縦にするための作業が19日、始まりました。
セウォル号の船体調査委員会は、まだ行方がわからないままとなっているセウォル号の乗客5人の捜索や沈没原因の究明を行うため、現在横になっている船体を縦にするための作業計画を、18日、発表しました。
それによりますと、まず、船体を移動させるための運搬装備の準備作業を19日から始め、回転の際に船体が崩壊しないようにするための船体の補強作業を3月1日まで行います。
続いて、船体の周りに船体を囲む鉄骨の構造物を設置し、船体と構造物をつないだあと、大型クレーンを使って船体を回転させるということです。
船体調査委員会は、船体の回転作業を6月14日までに終わらせる方針で、作業が終了してからは、行方不明者の捜索や沈没原因の究明を行う予定です。
旅客船セウォル号は、2014年4月16日、修学旅行に出かける高校生などを乗せて済州(チェジュ)島に向かう途中、珍島沖で沈没し、299人が死亡、5人が行方不明になっています。

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