食料品価格の急騰などで、去年1月から3月までの第1四半期のエンゲル係数が、2000年以降で最も高くなりました。
エンゲル係数は家計の消費支出に占める飲食費の割合を示すもので、一般的に、エンゲル係数が高くなれば高くなるほど、生活水準は低いとされています。
韓国銀行が20日まとめたところによりますと、去年第1四半期に、家計の消費支出額573兆6700億ウォンのうち、食料品や飲料品の支出は78兆9400億ウォンと、全体の消費支出額から食料と飲料が占める割合を示すエンゲル係数は13.8%に上りました。
これは、2000年第1四半期の13.9%以後、最も高いものです。
その背景として、食料品価格の上昇が激しいことや、高級な食品を好んで食べる傾向が強まっていることなどがあげられています。