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経済

韓国、中南米5か国と FTA締結 アジア初

Write: 2018-02-21 13:25:21Update: 2018-02-21 13:27:08

韓国、中南米5か国と FTA締結 アジア初

韓国政府が、中南米5か国とのFTA=自由貿易協定を締結しました。
韓国の産業通商資源部は21日、金鉉宗(キム・ヒョンジョン)通商交渉本部長がコスタリカ、エルサルバドル、ホンジュラス、二カラグア、パナマの通商相とともに韓国と中南米5か国との FTAに正式に署名したことを明らかにしました。 
2015年6月の交渉開始から2年8か月ぶりに正式署名に至りました。今後、国会での批准手続きを経れば、正式に効力をもつことになります。
このFTAが発効すれば、これらの中南米各国は、自動車や鉄鋼など韓国の主力輸出品のおよそ95%(品目数基準)に対して関税を撤廃することになるため、中南米向け輸出の増加が期待されます。
専門家らは、これにより、今後10年間韓国の実質国内総生産(GDP)が0.02%増加し、2534の雇用が創出されるとみています。
一方、韓国は、米や唐辛子、ニンニク、タマネギなど主な農産物は関税撤廃・縮小対象から外し、牛肉は国によって発効後19年、豚肉は10~16年後に無関税で輸入することにし、国内産業への被害は最小限に抑えました。
アジアの国で中南米と FTAを結んだのは、韓国が初めてです。
アメリカのトランプ大統領がNAFTA=北米自由貿易協定の再交渉を求めるなど、保護貿易主義の動きが加速化する中、中南米とのFTAによって韓国企業が北米市場に進出する第3のルートができたといわれています。

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