韓国のインターネット利用者10人の9人は、広告のない有料コンテンツより、広告があっても無料コンテンツを好むという調査結果が出ました。
韓国インターネット振興院（KISA）が21日に発表した「2017オンライン広告産業動向調査」の結果によりますと、PCやモバイルインターネット利用者2000人を対象にしたオンライン調査で「広告があって無料でコンテンツを利用したい」という回答が89％を占め、「広告のついていない有料コンテンツを利用したい」という回答（11％）を大いに上回りました。
広告がついている無料コンテンツを選んだ利用者は2016年の77%から12ポイント増えていますが、有料コンテンツを選んだ回答者は23%から11%に減りました。
一方去年韓国のオンライン広告市場の成長をひっぱったのは、モバイル広告市場でした。
去年のモバイル広告市場での売上高は、2兆2585億ウオンと前年に比べおよそ14％増加しましたが、PCを使ったインターネット広告市場での売上高は、前年（2兆1738億ウォン ）とほぼ変らない2兆1700億ウォンでした。