ことし1月は、記録的な寒波に見舞われた影響で、都市ガスの1か月間の販売量が初めて300万トンを超えました。
韓国ガス公社によりますと、1月の天然ガス販売量は488万1000トンで、1年前の去年1月に比べて20.4%増えました。
なかでも、都市ガス用に販売された分は303万トンで、これまででもっとも多く、1年前に比べて17.7%増加したということです。
また、発電用の液化天然ガス(LNG)の販売量は185万1000トンで、2013年1月以来もっとも多く、1年前に比べて25.2%増加しました。
これについて専門家は、1月は気温の変化が激しかったため暖房用燃料の需要が増えるなか、都市ガスはほかの燃料に比べて使用料金が割安だったため、都市ガスの使用量が大きく増えたものとみられると説明しています。
一方、1月の気温は、1か月間の全国の平均気温が氷点下2度で、例年に比べて0.4度低く、なかでも24日と26日の全国の平均気温が氷点下10.4度になるなど、記録的な寒波に見舞われました。