去年10月から12月までの第4四半期の間、韓国の経済成長率は前の四半期に比べて0.2%減少し、四半期ベースとしては9年ぶりのマイナス成長となりました。
OECD=経済協力開発機構がまとめたところによりますと、去年の第4四半期の韓国の実質GDP=国内総生産の成長率はマイナス0.2%でした。
OECD加盟国のなかで、25日までに成長率の調査が終わっている23か国のうち、ノルウェーのマイナス0.3%に次いで2番目に低い数値です。
去年の第4四半期の成長率がもっとも高かったのは中国の1.6%で、続いてリトアニア1.5%、インドネシアとハンガリーが1.3%、メキシコとポーランド1%などの順となっています。
これについて専門家は、去年の第3四半期の経済成長率が前の四半期に比べて1.5%上昇し、これまでで2番目に高い成長率となっていたため、第4四半期の経済成長率がマイナスに転じたものとみられると説明しています。
去年の第4四半期の成長率は、OECD加盟国の平均がプラス0.6%だったほか、日本はプラス0.1%でした。